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Magic Mouseヘビーユーザーが、トラックボールマウス「Logicool ERGO M575S」を5日間使ってみた

[ 読了目安:約6分 ]

社会人になって9年間ずっとAppleのMagic Mouseとお友達だった私は、もう他のマウスを使える気がしません!ですが、どうしてもマウスがもう一台欲しくなる事情が出てきたため、せっかくの機会なので、以前から気になってたトラックボールマウスを手に入れてみました!

実際に5日ほど使用し、デザイン作業もしてみて、私が感じた使用感やメリット・デメリットをご紹介します。

<私のマウス歴>
・Magic Mouse歴:9年(電池式→現在の2)
・他のマウスの使用歴:1年半前までの会社員時代はWindowsが入ってるPCで検証する時にちょこっとだけ使ってた。自宅には常にMagic Mouseのみ。

そもそもトラックボールマウスとは?

一般的なものはマウス本体を移動させることでPC画面上のポインターを動かしますが、トラックボールマウスには親指部分にコロコロ転がるボールがあり、それを回すことでポインターを動かします。なので、マウス本体はその場から一切移動させないのです。

マウスホイールの、いわゆる普通のマウスもほとんど使ったことない私が、どうなることやら・・。なかなかハードルの高い買い物をした気がします(笑)

1. 今回購入したもの「Logicool ERGO M575S(ブラック)」

2. トラックボールマウスのサイズ感は?

サイズ感はこんな感じです。

サイズ感の画像

箱から取り出してみたときは、私が想像していたよりも大きめの印象でした。
参考までに私の手の大きさも測って記載してみました。私は身長があるので、女性にしては手が大きい方かもしれません!

3. トラックボールマウスのホールド&フィット感は?

マウスを持つとこんな感じです。

持った時の様子

一応全体を包めていますが、私の場合、親指が少し辛くて吊りそう・・(泣)
右左のクリックボタンの範囲は大きいので、手の長さというより、ボールを頻繁に動かす親指との距離を気にした方が良さそうです。

まだ使って5日なのでボールの扱いに慣れていない可能性もありますが・・。私の場合、中指で右クリックして人差し指を遊ばせて親指に近づけておく方がラクな感じです(笑)

なので、フィット感を5段階評価するならば、
・公式で案内されている持ち方: 3.0
・変な持ち方: 3.5
といったところです。ただ、この後のメリットにも書いていますが、Magic Mouseも正直フィットしていたか?というと、そうでもないので、私の場合はMagic Mouseよりは全然フィットしてます。

4. Magic Mouseユーザーが感じる、トラックボールマウスのメリット・デメリット

先にお伝えしておくと、Magic Mouseユーザーなので、トラックボールマウスだけでなく普通のマウスとのメリデメも混ざってますのでご了承くださいませ!

メリットに感じたこと

とにかく省スペース

そこからマウスを動かすことがないので、デスクが手狭だったり、家の中を移動する、カフェで作業する、なんて方は重宝しそうです!持ち運ぶにはちょっと本体が大きいですけどね。

手をしっかり置いておける

Magic Mouseは結構小柄なので、常に手との間に隙間があって、マウスに手を置くというより「マウスを手に持っている」感覚に近かったのです。ですが、このロジクールのトラックボールマウスは基本的にしっかり手を置いておくことになるので、なかなか新鮮な感覚です。こうやって手を置けるのもいいですね。

あと、トラックボールマウスは動かさないので疲れない・肩こり緩和もメリットとしてよく書いてあることなのですが、ごめんなさい。私は普段Magic Mouseの軌道をほぼ最速に近い設定をしてる(マウスパッド上での動きが小さい)人なので、あまりこの辺は恩恵を受けられていない気がしてます・・(笑)

電池式なのでひっくり返して充電する必要なし

「2」になってから、なぜひっくり返して充電するんだ・・と未だに嘆かわしいMagic Mouse 2ですが、このトラックボールマウスは電池式になります。しかも1本なので、以前の電池2本入ってたMagic Mouseと思い返せば、サイズに対してそこまで重くありません!むしろ少し軽いぐらいかも。

接続方法はUSBにもBluetoothにもできる

MacBookの調子が悪いとBluetoothが頻繁に切れてしまうことがあるのですが、このトラックボールマウスはUSBの接続方式もあり、また、裏面にあるボタンでUSBとBluetoothの切り替えが簡単にできます。じつは私個人がすごくありがたかったのがこの機能です。仕事の都合でMacBookが2台あり、交互に使うので、その度にMagic MouseのBluetoothを接続し直す必要があったのです。Magic MouseはなぜかPC間の切り替えがスマートでなく、非常に面倒だったので、それがとてもラクになりました。

デメリットに感じたこと

慣れるまで時間かかりそう

Magic Mouseユーザーにとっては、そもそもマウスホイールに慣れる必要も出てくるので、なかなか時間かかりそうです。Magic Mouseならではの利点である横スクロールも無くなってしまうので、画面上の操作も多くなったように感じます。こればっかりは、使って慣れていくのを見守るしかなさそうです。

ボールがスルスル動き過ぎて細かい作業が難しい

普通に使ってる分には、このボールのおかげでとても快適にマウスポインターが動かせます。その一方で、グラフィックツールなどで細かい作業をしたい時に、ボールを回す親指の細かい動きが反映されてしまうので、私はプルプルとマウスポインターが震えちゃいます(笑)
ここはペンタブと一緒で、使い慣れれば逆に便利になりそうな予感はしています・・。5日間使って6日目ですが、だいぶ解消はしてきていてるので、まだ私はここからも使い続けてはいきます!

まとめ:5日間使ってみての総評「慣れればアリかもしれない」

5日ほど使用した私の正直な感想としては、同じくMagic Mouseで長年デザイン作業している方に現時点でオススメできる感じではありませんでした…!ただ、ここであえてデザイン作業と書いたのは、それ以外であれば、私はトラックボールマウスを使うのは全然ありだなと思います!
2〜3ヶ月後とか半年後とかの完全に慣れた時にどうなのかも気になるところなので(もしかしたらデザイン作業も快適になってるかもしれないという希望もまだ持っています・・!)、また折をみてレビューをお届けしますね!

余談 今回レビューしてみて面白かった発見が、私は今までマウスに対して「フィット感」という概念が存在していなかったことでした。特定のものばかり使っているとそれが自分の中の常識になってしまいますからね。マウス以外にも、こうやって試してみるのは楽しそうだなと思いました!

追記:記事を読んでくれた方からのコメント

▼ 実際にトラックボールマウスを使用している方が引用リツイートでコメントしてくださいました!みなさんはどうなのかなと思っていたので、このような情報ありがたいです!